【2024年最新】初心者でも分かる!ゲーミングPCに最適なケース選びのすべて

今回の記事では、自作パソコンを作るにあたって必ず必要になるPCケースについて

・「サイズ別のおすすめPCケース」
・「PCケースの選び方」

の2つに分けて詳しく解説します。

PCケースはパーツを収める箱としてだけでなく、パソコンの見た目や冷却性能にも影響を与える重要な役割を担っているのでよく考えて選びましょう!

フルタワーのおすすめPCケース

Thermaltake「VIEW 51 TG ARGB」

タイプ:フルタワー
対応マザーボード:E-ATX、ATX、microATX、Mini-ITX

メリット
・おシャレに光るRGBファン
・非常に広い内部スペース
・配線スペースや大型のグラボなどサイズを気にしなくても良い
・静音ファン
・拡張性の高さ
デメリット
・非常に重たい
・大きすぎる

E-ATXにも対応しているフルタワーケース。中のスペースが非常に広いので本格水冷やグラフィックボードの縦置きなども余裕。そしてなんといっても3面ガラス張りで付属のファンもLED発光するので見た目が最高にカッコイイのがおすすめポイントだ。

サイズのデカさを活かした600rpm静音ファンが全面に2個付属しており、静かなのにしっかりと空気を送って内部を冷やしてくれる。

また、内部のスペースが広いということはメンテナンス作業などがやりやすく、大型のグラフィックボードやCPUクーラーなど他のパーツがケースに収まるかどうか?をそんなに考えなくて良いのも大きなメリット。自作PC初心者~ハイエンドユーザーまで幅広くおすすめ出来るPCケースだ。

ミドルタワーのおすすめPCケース

NZXT H7 Elite

タイプ:ミドルタワー
対応マザーボード:E-ATX、ATX、microATX、Mini-ITX

メリット
・とにかくカッコイイ
・裏側に配線スペースがある
・超CoolなLEDファン付属
・ちょいどいいサイズ感
デメリット
・前側にUSBポートが1つ、Tipe-Cが1つずつしかない

強化ガラスの側面から見えるメカメカしい内装と、LEDファンのライティングで見た目が最高にカッコイイケースだ。

広い配線スペースに通気性の良い構造。~360mmの大型水冷クーラーのラジエーターも取り付け可能と、機能性も抜群に良い。

ホワイトとブラックのカラーが選べるが、個人的にはLEDライトが映えるホワイトがオススメ。Amazonの画像付きレビューでみんながどんな感じで組んでるのか見れるので参考にしてみよう。

Thermaltake Versa H26

タイプ:ミドルタワー
対応マザーボード:ATX、microATX、Mini-ITX

メリット
・とにかく安い
・配線がしやすい
・コスパ最強
デメリット
・それなりの品質
・側面がガラスではなくアクリルパネルなので傷付きやすい

とにかく安い。ミドルタワーのPCケースがこの値段で買えるなら他のパーツに予算を回せるので非常にありがたい。

欠点として側面のパネルがアクリル板なのでガラスと違って傷が目立ちやすい点に注意が必要。

外見を気にしない人や、初めての自作PCでとにかくコスパを重視する人などにオススメだ。

ミニタワーのおすすめPCケース

Thermaltake Versa H17

タイプ:ミニタワー
対応マザーボード:microATX、Mini-ITX

メリット
・とにかく安い
・コンパクトかつ軽量
デメリット
・空気の流れが少し悪い

しっかりとしたケースで、ファンが付属していて4000円前後。コストをなるべく抑えて自作PCを組みたい人におすすめ。

マザーボードはMicro ATX以下の小さいサイズしか対応していないが、一応タワー型ではあるのでちゃんとしたグラフィックボードやCPUクーラーなども普通に装着可能。

ただし、冷却性能はフルタワーやミドルタワーに比べると見劣りするのでファンを増設するか発熱の大きいグラボ・CPUは使わないようにするなどの対策は必要になってくる。

PCケースの選び方5Step

①.サイズ

まず1番最初はケースのサイズを決めよう。大きく分けると「フルタワー」「ミドルタワー」「ミニタワー」の3つがある。

ミニタワーはmicroATX用のコンパクトなケース。基本的には水冷も使いづらく空気の流れも制限されるので冷却性能にはあまり期待出来ないが、場所を取らないという大きなメリットがある。

ミドルタワーはだいたい幅20cm、縦45cmほど。ほとんどのグラフィックボードやCPUクーラーが収まる一般的なサイズなので、困ったらミドルタワーがおすすめ。

フルタワーは「E-ATX」規格のマザーボードに対応しためっちゃデカいやつ。本格水冷をしたりオシャレにカスタムしたりなんでも出来ちゃう玄人向けのサイズだ。

フルタワーとミドルタワーは基本的にマザーボードサイズ「ATX」に対応している。(ATXが一番標準的なサイズ)。そして、ATXに対応しているということは1個小さいmicroATXにも対応してるケースということになる。

②.冷却性能・エアフロー

PCのケースは内部パーツを保護するためだけではなく空気を流して冷却する役割もあるので、ゲーミングPCにおいては無視出来ないポイントだ。

少なくとも吸気するためのファンを前面に1つ。排気のためのファンを後ろに1つあると風の流れが出来る。また、足りないと感じた時には上や横面から増設出来るように設計されたケースだと安心できる。

本格水冷、簡単水冷を使いたい場合は冷却用のラジエーターを取り付ける場所があるかどうか?も確認しよう。

③.静音性

ファンの回転スピードが速ければ冷却性能は上がるが、うるさくなる。特に夜や音が気になる場所で使うパソコンなら静音性は重要になってくる。

その点ケース本体のサイズが大きいとファンの直径が大きかったりファンの数を増やしたりできるので回転スピードを落としても十分に風を送る事ができるので静かに動作してくれる。

④.拡張性

最小構成で安いPCを組めたとしても、その後パーツをアップグレードしていくつもりがあるなら拡張性も大事だ。

特に「グラフィックボード」と「CPUクーラー」の2つに関しては色んなメーカーによって形状や大きさがまるで違う。

グラフィックボードの縦置きをしたいならそれに対応したケース。本格水冷、簡単水冷を使いたいならそれに対応したケースにする必要がある。

⑤.見た目

もしPCを見える場所に置くなら、見た目のオシャレさは一番重要なポイントと言っても過言ではないだろう。

重厚感のあるガラス張りの側面からメカメカしい内部が見え、LEDライトが美しく光るファンが回っている様はいくらでも眺めていられる。まさにロマンだ。

どんなケースがかっこいいのか?については個人の感覚によるので自分の直感を信じよう。

ケース選びのポイントと注意点

・ドライブベイの数とスロット:HDD/SSDストレージを格納しておくスペースは、最近はSSDでも大容量になってきたのでそんなに沢山ある必要はないだろう。しかし、中には2つしかスロットがないケースもあるので複数のHDDを使って動画などをいっぱい保存しておきたい人は気にしておこう。

・配線スペース:ケースによってはマザーボードトレイの裏側にケーブルを通してスッキリできるタイプも存在する。特に初心者は配線に手間取ることが多いので作業が簡単になるようなケースだとありがたい。

・USBポートの数:外部デバイスを頻繁に使う人はケース前面にあるUSBポートの数も重要だ。一応、どれだけ安価でもほぼ全てのケースにUSB Tipe-A(2.0)が何個かは付いている。高価なケースだとそれに加えてUSB-C、USB Tipe-A(3.0)、RGBライト調整ボタンまで付いていることも。

・ガラスパネル:今回紹介した物の中にもいくつかあるが、側面がガラスで作られたケースは見た目がめちゃくちゃカッコイイ。CPUクーラーやマザーボードに付属しているファンでもRGB発色するものは多いので、ガラス越しに見えると最高に映える。

・グラフィックボードの縦置き:グラボを縦置きすると冷却効率の向上や重さによるたわみなどが軽減されるなど色々なメリットがある。特に熱や重さが肥大化したRTX4090などのハイエンドグラボを使うならGPUマウント付きのケースがおすすめ。

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