ゲーミングPCのとっかです。
このサイトでは、自作ゲーミングパソコンを組む時におすすめのパーツと必要な予算などを分かりやすく紹介しています。
全部マネして同じビルドで組んでも良いですし、パーツ選びの参考にも役立つと思います!
予算6万円以下のビルド例
メリット
- とにかく安い
- 省電力で発熱が少ない
- VALORANTやLoLなど軽いeSports系のゲームが144FPS出せる
デメリット
- 拡張性がほとんど無い
- ゲームによってグラフィック設定を下げる必要がある
- 高画質で遊びたい人には向かない
合計予算:59,800円
拡張性はほとんどありませんが、その分低予算で組める安さを重視したビルド。
とにかくLoLやVALORANT、ブラウザゲーなど軽いPCゲームが遊びたい!という人向けの構成になっています。
グラボ
GeForce GTX 1650:(22,000円)
VALORANTやLoL、オーバーウォッチなどの軽いゲームであれば144Hzモニターで問題なく遊べる性能です。
流行りのeSports系のゲームがしたい!…けど予算は少ない。。。という人におすすめのグラフィックボード。省電力なので電気代が抑えられるのもメリットの1つです。
CPU
AMD Ryzen 5 4500:(12,000円)
全CPU中最強のコストパフォーマンスを誇るエントリー向けのCPU。発熱量が少ないので純正のCPUクーラーで十分対応可能です。
性能はそこまで高くありませんが、CPU選びにおいて大事な事はグラボの性能と釣り合っているかどうか?です。このビルドで使うGPUは「GTX1650」なので、非常に相性が良い組み合わせとなります。
・コア/スレッド:6/12
・基本クロック:3.6GHz
・最大クロック:4.1GHz
・TDP:65W
・対応ソケット:AM4
マザーボード
ASRock A520M-HDV:(8,000円)
A520チップセットを搭載した、とにかく安さを重視する人向けのマザーボード。CPUのオーバークロックやPCIe4.0に対応していないといったデメリットがあります。
とはいえ、「GTX1650」はPCIe3.0×16接続なので今回のパーツ構成なら「B550」などと比べて大きな不利にはならないでしょう。
・チップセット:A520
・サイズ:Micro ATX
・対応ソケット:AM4
・メモリ:DDR4 ×2スロット
メモリ
Team DDR4 3200Mhz 8GB ×2:(5,000円)
安さを重視するビルドでも、メモリは最低16GB用意しましょう。
8GB一枚だとメモリがボトルネックになってパフォーマンスが一気に落ちてしまうゲームが沢山あります。
・規格:DDR4
・メモリ速度:3200 MHz
・メモリサイズ:8GB
電源
玄人志向 400W 80PLUS:(4,800円)
80PLUS認証されている400Wの電源ユニットでは多分一番安い玄人志向の製品です。
このビルドはCPU・グラボ共に省電力なので400Wでも十分です。
・電力:400W
・認証:80PLUS
・保障期間:1年
ケース
Thermaltake Versa H17:(4,200円)
microATXに対応した安さ重視のケースです。
安い割に裏配線スペースやSSD/HDDのベイもしっかりしており、必要最低限の欲しい物は全て揃っています。
・対応マザーボード:microATX、Mini-ITX
・サイズ:205×423×400mm
・最大グラフィックボード長さ:350mm
・最大空冷クーラー高さ:155mm
予算6万円以下のビルド例(グラボ無し)
メリット
- とにかく安い
- 後からグラボを追加すれば将来的にも使っていける拡張性の高さ
- VALORANTやLoLなど軽いeSports系のゲームが144FPS出せる
デメリット
- 重たい3Dゲームは基本スペック不足
- メモリのデュアルチャンネルや最適なパーツ選びなどに多少PCの知識が必要。
- 遊べるゲームが限られる
合計予算:56,000円
強力な内蔵グラフィックを備えた「Ryzen5 5600G」を主軸にしたグラボ無しビルド。画質設定を下げればほとんどのゲームがプレイ可能ですが、BFやサイバーパンクなど重たい3Dゲームには向きません。
とりあえずPCゲームを遊びたい!という人のニーズを満たしつつ、後から「RTX 3060」や「RX 6600」などのグラボを追加すれば一気にミドルクラスのゲーミングPCに生まれ変わる拡張性の高さが魅力的なビルドです。
デュアルチャンネルやり方は簡単で、「同一規格」「同一容量」のメモリ2枚を対応するソケットにハメるだけです。(メモリを刺すスロットは「A1とB1」もしくは「A2とB2」が基本)
グラボ
AMD Radeon RX Vega 7:(0円) ※Ryzen5 5600GのCPU内蔵グラフィック。
CPUとGPUが一体化したAPUなので、別途グラフィックボードを購入する必要がないのが最大のメリット。
内蔵GPUでありながら最新のゲームも低画質設定であれば快適にプレイできる。
ベンチマークスコア:15.4
CPU
AMD Ryzen 5 5600G:(18,400円)
6コア12スレッドとマルチスレッド性能が高く、ゲームで重要なシングルコアのスピードも悪くない。
別途グラボを用意してCPU単体として使う場合でもトップクラスにコスパが良いので、汎用性や拡張性がめちゃくちゃ高いのも魅力の1つ。
・コア/スレッド:6/12
・基本クロック:3.9GHz
・最大クロック:4.4GHz
・TDP:65W
・対応ソケット:AM4
メモリ
Team DDR4 3200Mhz 8GB ×2:(5,000円)
上記にもある通り、「Ryzen5 5600G」のようなiGPUはデュアルチャンネルかどうか?によって2倍くらい性能差が出るので、メモリーは「同一規格」「同一容量」の物を2枚選びましょう!
16GB一枚よりも8GBを二枚です!
・規格:DDR4
・メモリ速度:3200 MHz
・メモリサイズ:8GB
PCケース
Thermaltake Versa H26:(6,600円)
空冷CPUクーラーは160mmまで、水冷ラジエーターは360mmまで対応しているATX規格のミドルタワーケース。
サイドがアクリルパネルで透明になっているので見た目も非常にオシャレ。排熱もしっかりしており、「コスパ最強の逸品」であることに間違いはありません。
・対応マザーボード:ATX、microATX、Mini-ITX
・サイズ:220×493×464mm
・グラボ長さ:310mm
予算10万円以下のビルド例
メリット
- 全てのパーツがコスパ良好
- ワットパフォーマンス高く、省電力
- フルHD144Hzのゲーミングモニターと相性抜群
デメリット
- WQHD、4Kモニターで使うには力不足
- DLSSやレイトレーシング技術を使うゲームには向かない
- マイニング需要によってグラボの価格が変動しやすい
合計予算:93,200円
Apexが144Hz以上で遊べるミドルクラスの構成。最近やっと値下がりしてきた「RX6600」を選ぶのがポイントです。
ミドルクラスのゲーミングPCでは主に「GTX 1660 Super」「RTX 3050」が使われがちですが、それよりも少し性能が良い「RX6600」がほぼ同じかそれよりも安い値段で手に入るので、非常にコスパの良い選択となります。
ちなみに「RTX 3050」を使ったゲーミングPCはどこのショップでもWindowsOS込みの13万円~くらいが相場です。
グラボ
AMD Radeon RX6600:(31,000円)
消費電力あたりの性能が非常に高いのでマイニング用グラボとして長らく高騰していましたが、現在は適正価格に落ち着いています。
よく比較対象とされるのは「GTX 1660 Super」「RTX 3050」の2つですが、現在はコスパ・ワッパ共にRX6600の方が優秀です。
CPU
AMD Ryzen5 5600X:(20,000円)
ミドルクラスCPUのド定番モデル。コスパが非常に良く、ゲームにおいて重要なシングルコア性能も高いのでとりあえずこれを選べばOK。
下位互換のRyzen5 5600(無印)も存在するが、なぜか性能が高いX付きの方が安くなってたりする。
・コア/スレッド:6/12
・基本クロック:3.7GHz
・最大クロック:4.6GHz
・TDP:65W
・対応ソケット:AM4
CPUクーラー
DeepCool AK400:(4,000円)
Ryzen 5 5600Xは付属のCPUクーラーでは少し性能が物足りないので別途用意するのがおすすめです。
静音性や熱による劣化を防ぐためにもサイドフロー型のクーラーくらいは追加しておきましょう。
・サイズ:127×97×155
・ヒートシンク:120×45×152 mm
・ファン:120mm
【Intel対応ソケット】LGA1700/1200/1151/1150/1155
【AMD対応ソケット】AM4/AM5
マザーボード
ASRock B550 Phantom Gaming 4:(15,000円)
拡張性の高いATXのゲーミングマザーボード。安定した電源供給でAM4のRyzenCPUを長く使っていけるでしょう。
もしMicroATXサイズまでしか対応していないPCケースを使うならmATXバージョンもあるのでそちらを使いましょう。
※Ryzen第一世代と第二世代のCPUには正式に対応していないので注意
・対応ソケット:AM4
・チップセット:B550
・サイズ:ATX
・対応メモリ:DDR4 ×4スロット
メモリ
Team DDR4 3200Mhz 8GB ×2:(5,000円)
推奨スペックが8GBのゲームも沢山ありますが、最低でも16GB(8GB×2枚)は用意しましょう。
それ以上は配信や録画をするのか?どんなゲームを遊ぶのか?などによって状況が変わってきますが、基本的に16GBあれば十分です。
・規格:DDR4
・メモリ速度:3200 MHz
・メモリサイズ:8GB
電源ユニット
玄人志向 650W 80PLUS Bronze:(7,800円)
電源ユニットは他のPCパーツよりも故障しやすい傾向があるので、しっかりしたメーカーの物を選ぶのがコツです。
また、プラグイン式の電源ユニットだと使っていないグラボ用の補助電源ケーブルなどを外しておけるので配線が簡単になり、初心者にも扱いやすくなるといったメリットがあります。
・電力:650W
・認証:80PLUS Bronze
・保障期間:3年
PCケース
Thermaltake Versa H26:(6,600円)
空冷CPUクーラーは160mmまで、水冷ラジエーターは360mmまで対応しているATX規格のミドルタワーケース。
サイドがアクリルパネルで透明になっているので見た目も非常にオシャレ。排熱もしっかりしており、「コスパ最強の逸品」であることに間違いはありません。
・対応マザーボード:ATX、microATX、Mini-ITX
・サイズ:220×493×464mm
・グラボ長さ:310mm
予算13万円以下のビルド例
メリット
- 「WQHD144Hz」「4Kモニター」でもゲームが遊べる
- DLSS、レイトレーシングが使える
- 配信や動画編集なども出来る
デメリット
- 4Kモニターだと重たいゲームは力不足
- WindowsOSの値段も含めるとBTOショップでゲーミングPCを買った時とあんまり価格が変わらない
合計予算:130,000円
ミドル~ミドルハイのド定番グラボ「RTX 3060Ti」を中心に組んでみました。フルHD240HzモニターでeSports系のゲームをぬるぬる動かせるスペックです。
RTX3060TiはDLSSやレイトレーシングなどの最新技術にも対応しているため、WQHDモニターの高画質でゲームを遊びたい人にもおすすめ出来ます。
グラボ
NVIDIA GeForce RTX3060Ti:(50,000円)
DLSS・レイトレーシングに対応したミドル~ミドルハイスペックのグラボ。
「Apex」「VALORANT」「オーバーウォッチ」など流行りのFPSゲームはほとんど240FPS以上出せるため、競技性の高いゲームほど大きなアドバンテージを得られる。
CPU
Corei5 12600KF:(36,000円)
12600KFは6コア/12スレッドの高性能P-Coreと4コア/4スレッドのE-Coreを組み合わせたハイブリッド構成になっています。
ゲームにおいて重要なシングルコア性能と配信・録画などに必要なマルチコア数の両立がされており、隙のない高コスパCPUです。
・コア/スレッド:10/16
・基本クロック:3.7GHz
・最大クロック:4.9GHz
・TDP:125W
・対応ソケット:LGA1700
CPUクーラー
DeepCool AK400:(4,000円)
Ryzen 5 5600Xは付属のCPUクーラーでは少し性能が物足りないので別途用意するのがおすすめです。
静音性や熱による劣化を防ぐためにもサイドフロー型のクーラーくらいは追加しておきましょう。
・サイズ:127×97×155
・ヒートシンク:120×45×152 mm
・ファン:120mm
【Intel対応ソケット】LGA1700/1200/1151/1150/1155
【AMD対応ソケット】AM4/AM5
マザーボード
ASRock B660M Pro:(15,500円)
第12世代IntelCPUに対応したコスパの良いマザーボード。
電源フェーズは8個ですが、CPUのオーバークロックをする仕様でもないので熱によるサーマルスロットリングも無く安定して動作するでしょう。
・チップセット:B660
・サイズ:Micro ATX
・対応ソケット:LGA1700
・メモリ:DDR4 ×4スロット
電源ユニット
玄人志向 750W 80PLUS Silver:(10,000円)
電源ユニットはグラボやCPUなどPCで使用する電力の2倍が推奨されているので、これくらいパワーがあると安心出来ます。
・電力:750W
・認証:80PLUS Silver
・保障期間:3年
PCケース
Thermaltake S100 TG:(5,200円)
Micro ATXに対応したミニタワーのPCケース。中の奥行が広いのが特徴。
ミニタワーとはいえ横幅が結構あるので熱がこもりにくい構造になっています。
・対応マザーボード:microATX、Mini-ITX
・サイズ:220×441×411mm
・最大グラフィックボード長さ:330mm
・最大水冷ラジエータ長さ:280mm
・最大空冷クーラー高さ:165mm
ゲームタイトルごとに最適なビルド例もまとめてあるので、ハマっているゲームがある人はこちらもどうぞ↓
ゲーム別の自作PCビルド例