【2024年最新】LoL用自作ゲーミングPCのビルド例とグラフィック設定

LoLは10年以上も前からある古いゲームなので、めちゃくちゃ安く自作ゲーミングPCを組むことが出来ます。

そこで今回は、

についてお話ししていきたいと思います!

 

予算をかけるべきポイントなどを分かりやすく紹介しているので、効率良くゲーム環境を整えていきたい方は是非見ていってください。

 

 

「League of Legends」の推奨スペック

32-BIT版WINDOWSのサポートが終了

32-bit版Windows OSのサポートが日本時間2023年4月5日をもって終了します。この日以降、リーグ・オブ・レジェンドとチームファイト タクティクスのプレイには64-bit版Windowsが必須となります。

 

「League of Legends」必要動作環境

  • OS: Windows 7/8/10 64bit
  • CPU:
    Intel: Core i3-530
    AMD: A6-3650
    ARM: 非対応
  • RAM: 2GB
  • GPU:
    NVidia: GeForce 9600GT
    AMD: HD 6570
    Intel: Intel HD 4600 Integrated Graphics
  • GPU RAM:  1GB
  • ストレージ: 16GB以上の空き容量

 

「League of Legends」推奨動作環境

  • OS: Windows 10 64ビット版
  • CPU:
    Intel: Core i5-3300
    AMD: Ryzen 3 1200
    ARM: 非対応
  • RAM: 4GB
  • GPU:
    NVidia: GeForce 560
    AMD: Radeon HD 6950
    Intel: Intel UHD 630 Integrated Graphics
  • GPU RAM:  2GB
  • ストレージ: 16GB以上の空き容量

引用元:https://support-leagueoflegends.riotgames.com/hc/ja/articles/201752654-%E5%BF%85%E8%A6%81%E5%8B%95%E4%BD%9C%E7%92%B0%E5%A2%83%E3%81%A8%E6%8E%A8%E5%A5%A8%E5%8B%95%E4%BD%9C%E7%92%B0%E5%A2%83

ご覧の通り要求スペックはとんでもなく低いですね。”推奨”動作環境ですら10年以上前のグラボでOKと書いてあるので、めちゃくちゃ安く自作PCが組めそうです。

また、2023年4月から32-bit版Windows OSが非対応となりましたので、OSは64bitのWindowsを使うようにしましょう。

 

 

「League of Legends 用」自作ゲーミングPCのビルド例

LoLを60FPSで動かすだけならゲーミングPCと呼べないレベルの古いパーツを寄せ集めるだけでもぶっちゃけ十分です。

しかし、LoL以外の重たいゲームも遊びたくなった時のことも考えるべきという僕の強い主張があるため、自作ゲーミングPCは拡張性も考慮して組んでいきたいと思います!

 

PCを1台も持っていない人はOS(windows)も合わせて買う必要があります。
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ですが、Windowsのライセンス認証がされているPCがあれば自作PCに移行することも出来るので新しく買う必要はありません。具体的な確認方法は以下の通り↓
「スタートメニュー」→「設定」→「更新とセキュリティ」→「ライセンス認証」を確認。「Windowsは、Microsoftアカウントにリンクされたデジタルライセンスによってライセンス認証されています。」となっていればOK。

 

 

【144FPS】予算5万円以下:グラボ無しの格安構成

グラボ:無し
CPU:Ryzen5 5600G
CPUクーラー:純正リテールクーラー
マザーボード:ASRock A520
メモリー:8GB DDR4 2666Mhz
ストレージ:1TB HDD
電源:500W 80PLUS
ケース:Thermaltake Versa H17

LoL用自作ゲーミングPCでまずおすすめしたいのが、グラボ無し構成

2023年現在は全部新品でも約43,500円で揃います。

 

グラフィックカードを使わないので3Dの重いゲームは出来ませんが、Ryzen5 5600GはVALORANTやフォートナイト、原神くらいなら普通に60FPSで安定動作するレベルの強力な内蔵GPUを備えています。

LoLに限って言えば特別軽いゲームなので144FPS駆動も可能な文句無しのコスパ最強構成ですね。

 

ちなみにryzen5 5600GはCPU単体としての性能も高いので、グラボを付ければApexやBFなどちょっと重たいゲームも144FPSで動作するガチのゲーミングPCに改造出来ます。

 

LoLが144FPSで動き、他のゲームがやりたくなった時の拡張性もあるPCが5万円以下で作れちゃうので、これぞ自作PCの醍醐味!!といった構成ですね。

 

 

考えるのが面倒くさかったらゲーミングノートもおすすめ

自分で自作PCを作って組み立てたりするのが面倒くさい!という人は、最初から全て完成しているゲーミングノートパソコンもおすすめです。

一見割高に見えますがWindows OSを買わなくても良いのと、最初からインストールされてあるのでパソコンに詳しくない人でもすぐに使い始められるのが魅力です。※LoLはWindows11の動作が不安定という情報もあるため、正式に対応するまではWindows10のPCが無難です。

・外出先でも使える
・色んな設定や組み立てが楽
・性能が高いため、仕事や作業中も快適にサクサク動く

といったメリットもあるので、色々考えるのがめんどくさかったらノートパソコンもありです。

 

 

 

【240FPS以上】予算10万円以下:他ゲーもしたい人向け

グラボ:Radeon RX 6600 or GeForce GTX 1660 SUPER 
CPU:ryzen5 5500
CPUクーラー:DeepCool Gammaxx
マザーボード:GIGABYTE B550
メモリー:8GB DDR4 3200Mhz x2
ストレージ:1TB HDD
電源:600W 80PLUS
ケース:Thermaltake Versa H18

「とりあえずLoLのためにPCを買うけど、流行りのゲームもやるかもしれない?」という人はミドルクラスのグラボを搭載したゲーミングPCがおすすめ。

 

グラボは「RX6000」or「GTX1660 SUPER」から好きな方を選ぼう。2つの違いはRX6600の方が20-30%ほど性能が高く、値段も少し高い。

どちらもコスパがめちゃくちゃ良く、画質設定を下げればほとんどのゲームで144FPSの安定動作が可能なグラボだが、240Hzモニターや4Kモニターを使いたいならRX6600の方が無難だ。また、グラボの性能が上がるにつれてCPUへの負荷も高くなってくるので、この辺りのスペックからサイドフロー型のCPUクーラーを付けると最大限に性能を発揮出来る。

 

このビルドでPCを組む場合のモニターは、

・LoLやVALORANT、フォートナイト、マインクラフトなど軽いゲームしかやらないのであれば240Hzモニター
・ApexやPUBG、FFや原神など画質重視のゲームもやりたいなら144Hzモニター

で選ぶとムダが少なくていい感じになる。

 

 

LoLのおすすめグラフィック設定

LoLは軽いゲームなので基本的にデフォルトで大丈夫です。

低スペックのパソコンで遊ぶ場合や発熱を抑えたい時など、なるべく軽くしたい人のみご覧ください。

 

・解像度、ウィンドウモード

フルスクリーンの1920×1080が基本です。どうしても軽くしたかったら「1768×992」「1600×900」なども選択肢に入ってきますが、アスペクト比が変わると視野の範囲も変わってしまうので注意しましょう。

 

・キャラクターの品質

キャラだけではなくタワーなどオブジェクトのテクスチャもガッツリ変化する割にパフォーマンスへの影響は大きくないので、中~高くらいがおすすめ。カッコイイスキンを買ったら「非常に高い」に設定するとテンションが上がります。

←非常に低い:非常に高い→
パフォーマンスへの影響:3~5%

 

 

・フィールド環境の品質

フィールド全体のグラフィックに大きく影響を与える項目です。「非常に低い」から「低」にするだけでも見た目は全然違ってくるので低~中くらいがおすすめです。

←非常に低い:非常に高い→
パフォーマンスへの影響:5~10%

 

 

・エフェクトの品質

ネクサスなどの光るオブジェクトや、スキルエフェクトに関する設定です。パフォーマンスへの影響が大きく、集団戦の時などスキルでごちゃごちゃして見にくくなるので非常に低い~中がおすすめです。

←非常に低い:非常に高い→
パフォーマンスへの影響:15~25%

 

・影の品質

ゲーム初心者で自分がどこにいるのか分からなくなってしまう場合は影を有効にしておくのがオススメ。キャラの位置が掴みやすくなります。パフォーマンスを最大化したい場合はオフでも問題ありません。

←オフ:非常に高い→
パフォーマンスへの影響:10~15%

 

・フレームレート設定

基本的には「制限無し」がおすすめですが、動作がカクついたりしてしまう場合は自分が使っているモニターのリフレッシュレートに合わせると良いでしょう。

※フレームレート制限がモニターのリフレッシュレートよりも低く設定してあるとどんなに良いモニターを使っていてもリミッターがかかってしまうので注意

 

 

・アンチエイリアス

オブジェクトの輪郭がくっきりするのかジャギジャギするのかの設定。通常のゲームではオフにすると画面が汚くなってしまいますがLoLではそこまで変化が無いので「オフ」推奨です。

←オフ:オン→
パフォーマンスへの影響:3~8%

 

・垂直同期

入力遅延が起こる可能性があるため、オフ推奨です。

 

 

LoLを究極に軽くする設定「MinConfig」のやり方

以下の手順でファイルを直接入れ替えると、LoLが一番軽く動作する設定になります。

画像が荒く、見にくいですがどうしても軽くしたい!という人は是非試してみて下さい。

 

MinConfig.zipをダウンロードする :ページの一番下にある「MinConfig.zip (2 KB)」をダウンロードします。

②ファイルを解凍します

③LoLの「Config」フォルダを開きます。(デフォルトの格納先:C:\Riot Games\League of Legends\Config)。

④先ほど解凍したファイルの中にある「game.cfg」と「PersistedSettings.json」を選択して、「Config」フォルダにドラッグ&ドロップします。

⑤「ファイルのコピー」ウィンドウが表示された場合、両方で[コピーして置き換える]をクリックします。

 

するとLoLが一番軽い設定になっているはずです。

5億年前のパーツで自作PCを組んだ方は是非試してみて下さい。多分動くと思います。

 

 

LoL用にゲーミングPCを組む時のポイント

何度も言うように、LoLは非常に軽いゲームです。上記の「MinConfig」設定で更に軽くすることも出来るので、LoLをするだけならPCのスペックが低くても問題ありません。

ただし、LoLを基準にしてPCを組むと他のゲームはカクカクで遊べなくなってしまうので、

・LoL以外のゲームも遊ぶ可能性があるか?
・どのくらい重いゲームを想定するか?

などは最初に考えておくと失敗しません。

 

 

モニター

シューティングゲームほどではありませんが、LoLもアクションゲームなのでモニターのリフレッシュレート(Hz)は大事です。

FPSの値が高ければ高いほどブリッツのQなどスキルショットを避けやすくなります。

通常のゲームではモニターの性能がどれだけ良くてもPCのスペックで頭打ちになり、280Hzや360Hzモニターだと宝の持ち腐れになってしまう可能性が高いです。

しかし、LoLはロークラス~ミドルレンジのゲーミングPCでもぬるぬる動くので、LoLやVALORANTなど競技性が高くて非常に軽いゲームをメインで遊んでいくならモニターの性能は高いやつを選ぶのがオススメです。

逆に、ApexやBF、サイバーパンク2077、FFなど重たいゲームやグラフィックを重視したゲームも幅広く遊びたいなら、モニターは144Hzに抑えてグラボなどPC本体の性能を重視した方が満足度は高くなるでしょう。

 

 

SSDか?HDDか?ストレージ容量

パソコンのストレージにはSSDとHDDがあります。ゲーム中のパフォーマンスには関係がないので、コスパを求めるならHDDがおすすめです。ただし、普段使いの利便性を求めるならSSDがおすすめ。

 

SSDのメリット

・起動が速くなる:読み書き速度が速く、ゲームの起動やPCの起動が早くなります。
・ゲームロード時間の短縮:ゲーム中のFPSはほとんど変化しませんが、ゲームの起動やロードにかかる時間がとても速くなります
・PCの起動が爆速:パソコンのスイッチをONにしてからWindowsが起動するまでのスピードが段違いです。
・静音性:HDDが物理的な磁気ディスクを回転するため、PCの起動中やファイルをいじったりするとカリカリノイズが発生しますがSSDはほぼ無音です

 

今回はコスパを重視するのでHDDをおすすめしましたが、最初は安いSSDを使ってOSやよく使うアプリ専用のCドライブとして使い、容量が足りなくなってきたら大容量のHDDを増設して、動画や大きなファイルを入れるDドライブとして使うこともできます。

いずれにしてもストレージの追加は後からでも可能なのでコストカット出来る部分ですね。

 

 

グラボとCPU

公式の推奨スペックにもある通り、グラボはCPU内蔵グラフィックでも動くくらい要求スペックが低いです。

(Ryzen5 5600Gの動作テスト↓)

グラフィックカード無しでも十分144FPSで遊べるため、まずは「【144FPS】予算5万円以下:グラボ無しの格安構成」のような構成で組んで、LoL以外のゲームも遊びたくなったらグラボを追加する。なんてことも可能です。

これが出来るのが自作PCならではのメリットですね!

 

iGPUを搭載したCPUはRyzen5 5600G以外にも沢山ありますが、iGPU無しのCPUと比べてコスパがほとんど変らないものが多いので内蔵グラフィックを使わなくなったからといってムダになることはありません。

 

 

マウスとキーボード

LoLは競技性の高いゲームなので、勝つためにちゃんとしたゲーミングキーボードとゲーミングマウスを揃えるのが理想です。

とはいえ、そこまで繊細なAIM力が要求されるゲームでもないのでFPSや格ゲーと比べてデバイスの優先度は低めです。

実際にPINGが100を超えるNAサーバーで遊んでいたので分かりますが「リー・シン」「アジール」など、ごく一部のチャンプを除いて多少のラグや遅延はゲーム性にそこまで大きな影響がないゲームと言えるでしょう。

つまり、デバイスにかける予算は後回しでも割とまともに遊べてしまうゲームということですね。

 

 

まとめ

以上、LoLにおすすめの自作ゲーミングPCについてでした。

 

自作ゲーミングPCを組む際には、以下のポイントに注意しましょう。

  • LoL以外の重いゲームも遊ぶならグラボを搭載するべき
  • グラフィック設定を軽くすれば低スペックのパソコンでも遊べる
  • モニターやデバイスなどの周辺機器は、LoLに限って言えばそこまで重要ではない
  • 格安で組めるからと言って古すぎるパーツで構成すると拡張性が無くなってしまうので注意

これらのポイントを考慮しながら、自分の予算とニーズに合った最適な自作ゲーミングPCを構築しましょう!

 

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